その頃一方Shimaはといいますと、JRに乗って京都に向かっておりました。
関西屈指の将棋道場「東山将棋センター」が今回の目的地。
まず地図を見てみましょう。
GoogleMapなどで見るのもいいですが、こちらの地図が非常に分かりやすい。
京都タワーの前を曲がって一本道ですね。
徒歩20分と書いてあるので距離があるように思えますが、
私の場合は行きで15分程度、道が分かった帰りは10分程度で着いたかもしれません。
どうしても歩きたくない場合バスもありますが、徒歩で問題ないでしょう。
最後三十三間堂の門付近で細い道に入るわけですが、これが非常に分かりにくい。
(なんでも三十三間堂から電話してきても来れなかったお客さんも過去にいたとか)
なので分からない場合は一度通りすぎてからぐるっと回り道するのが良いです。
大通りに出て右折、最初の道を再び右折。この道は細くないので分かりやすい。
(三十三間堂はとにかく大きい。道沿いに他にも寺社はあったけれども、群を抜いている)
ちなみに三十三間堂を抜けると京都国立博物館が、そのすぐ横には智積院など
この周囲には寺社をはじめとした観光スポットが複数存在します。
早めに京都入りしてこれらを観て周るのも良いかもしれません。
さて実際に将棋を指しての感想・特徴などを列挙しておきます。
1)明るさ、開放感がある
特別広いわけではないのですが、こちらの画像の通り開放感がありました。
なかなか心地よいものがあります。
ガラス戸であり、窓が多いからでしょうか。
2)時間が切れ負け
私の周りの道場は「持ち時間20分+秒読み30秒」というところが多いのですが、
こちらでは「30分切れ負け」がスタンダードのようです。
超持久戦の将棋でない限り、30秒の秒読み部分が10分に替わったと思えば何ら問題ありませんが
慣れていない方は注意が必要です。
3)飲酒可
個人的には大したポイントではないのですが、これは珍しい気がします。
少なくとも私は初めて見ました。
飲めるといっても実際に飲んでいたのは二人だけでしたし、
節度のある飲み方をされていたように見受けられましたのでご心配なく。
4)客層が厚い
一番大事なところ!強い方多かったです。
私もきっちりやられて負け越しました。これは流石といったところ。
では有段者ばかりかというとそうでもないようで、
私が指していたすぐ隣で師範の西沢先生が9枚落ち(玉+左金+歩)でご指導なさってましたし、
よくある常連さんの名札が連なったボードには10級以下の方も多数おられました。
他にもふと本棚を見ると灘蓮照九段の「灘流矢倉戦法」という1970年代半ばの本があり、
その表紙を開くと灘先生直筆の揮毫がなされていたのを見てびっくりした、なんてこともありました。
全体的に雰囲気が良く、なかなかオススメの道場です。
機会があれば是非立ち寄ってみてください。
(帰りは京都タワーに向かって歩くだけ。夜になると映えますね)
え、写真がしょぼい?
当将棋部の写真担当はきっどとなっておりますので、私に言われましても・・・