四国旅行記その1 岡山~尾道(広島県)~因島(広島県)

2泊3日で四国行ってきました。四国行くことを決めたのは出発の3日前、バタバタしてますなぁ。。。
旅立ち前日、岡山に行ったことがなかったので急遽岡山で途中下車を思いつきました。
ルートは東京駅から新幹線で3時間ちょっとかけて岡山下車。後楽園と岡山城を見た後、新幹線で新尾道下車。
新尾道からレンタカーでしまなみ海道を渡り愛媛~高知~香川と向かいました。

3日間で撮った写真は250枚超。何枚かピックアップして載せていきます。

岡山駅前の桃太郎像。やっぱ岡山と言えば桃太郎なんですね
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日本三名園の1つ、後楽園の延養亭。藩主が後楽園を訪れたときに居間として使われていたらしい。園の受付の人に聞いたところ、延養亭を先につくってそれをもとに庭園を作ったらしい。円1番のおすすめだそうです。
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もう2枚後楽園の写真を。ちなみに1枚目は唯一戦禍を免れた廉池軒。延養亭は戦後復興されたものです。
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岡山城
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この後路面電車で岡山駅へ。しかし乗り場への道を間違えてタイムロス・・・
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12:00発のこだまに乗ろうとするも、駅のホームについたらちょうどドアが閉まったところでした・・・
やむなく13:00岡山駅発のこだまで新尾道へ。

新尾道駅前。駅前にあるニッポンレンタカーで車を借ります。
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尾道市は尾道ラーメンが有名なので、この後食べに行きます。普通の醤油ラーメン画像に近い感じなので割愛。

しまなみ海道を渡り、愛媛県を向かいます。本来ならこのまま真っすぐ目的地へ行くはずですが、レンタカー営業所に置いてパンフをもらい、眺めていると本因坊秀策記念館へ行きたくなるったので予定変更。
ヒカルの碁世代としては胸が高鳴ります。
本因坊秀作について簡単なここで説明を。
1829年因島生まれ。幼いころ、いたずらをして父親に押入れに閉じ込められて大泣き。しかし泣き声が止み、どうしたのかと覗いてみると押入れにあった碁石を並べていたという。これをきっかけに母が秀作に囲碁を教え、みるみる才能を伸ばす。
8歳のころに江戸へ出て、後に本因坊家の後継ぎになる。徳川将軍の前で年に1度指す御城碁(囲碁の家元4家の代表者などしか参加できない)で19連勝するという大記録を残す。34歳のときに江戸でコレラが大流行。本因坊家でも感染者が多数出て、周囲の反対を押し切り患者を看病。そのおかげで家内の死亡者数はゼロだったが、秀作が死んでしまう。
若かったのに。。。惜しい人を亡くした;_;
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秀策生家。旧生家家相図をもとに再現したものだそうです。
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次に水軍城へ。中世の日本、瀬戸内で活躍した村上水軍の資料館です。往来する船から金品を奪ったりしていたそうな。
「水軍」と草で描かれている。
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水軍城。城内には資料と因島の観光案内が置いてありました。
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四国観光のはずが四国じゃない写真ばかりになりました。。。
また次回!

C級2組 第3節

どうもShimaです。
「順位戦C級ウォッチング」第二回ということで▲増田六段△千田四段の対局を紹介します。

共に関西出身で森門下、形を拘らない力強さを持つ居飛車党。
出だしこそ相矢倉でしたが、やはりと言うべきか早々に定跡形から離れてしまいました。

第1図

後手の形だけ見れば急戦矢倉にするのかな、という雰囲気ですが
▲6六歩と角道を止めていないためそれはできません。
「右玉にでもするのかな?」と思いながら中継を見ていたのですが・・・

第2図

なんと銀矢倉。
角換わりの将棋はともかく、相矢倉では朝日杯での▲澤田△谷崎アマぐらいしか記憶にありません。
しかも△3一玉としているので角が引きこもり、一体この後どうするのでしょうか。

第3図

十数手進んでこうなりました。
なるほど飛車が中央に行っているので△4二銀~△3三角という組み換えがあるんですね。
6三に離れていた金も活用できており、先手玉はまだ7九と囲いきれていません。
攻め合いになれば後手としてはまずまずでしょうか。

第4図

本局のハイライト。
飛車銀両取りですが△7六銀と銀の方を逃がすのが当然とはいえ好手。
先に銀を取っているので飛車を取られても二枚換え、かつ自駒を敵陣に向けて進めています。

実戦は△7六銀に▲8六歩としましたが、金を打って飛車を取れないのでは変調ですね。
私の棋力ではすぐには分かりませんが、△4五歩~△7七歩辺りの攻め筋が
思いの外厳しかったというような見落としがあったのかもしれません。
とはいえ飛車を逃げられては明らかな駒不足。以下数手で千田四段の勝ちとなりました。

千田四段のここまで3局を振り返ってみると

  • 左美濃急戦矢倉
  • 対ゴキゲン中飛車▲2六歩不突急戦
  • 銀矢倉

と他の棋士が指さないような戦型を連採し、今期勝率7割超と成績もしっかり残しています。
これからも独自の感性あふれる将棋を見せてくれるに違いありません。
千田翔太四段、要注目です。

自戦記1

将棋ウォーズで指した一局から自戦記。先手番です。

角換わりの将棋から後手(相手)が△4四歩としてこなかったので、▲4五歩と位を取ります。ここの位取って、4六に角を打って後手の攻めを牽制できれば先手良しというのが羽生の頭脳で得た知識。
で、なんやかんやあって第1図、▲4六角に△7三角と打たれました。

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第1図より▲2五桂△2四銀▲3七角△6五歩▲7三角成△同桂▲3七角△8四角と進んで第2図。本譜はこの後▲5五銀△6六歩▲5一銀△6一飛と進みました。これは6六を取りこまれてるので先手不利の進行でしょう。ではどうするか・・・

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その他の候補手は▲6五歩ぐらいか。△同桂には▲同銀△同桂▲9一角成。△同銀には▲5五銀と逃げるのがよいか。実戦では▲5五銀と逃げるのが見えていなかったため▲5五銀という変な手?を指してしまいました。5五には角or馬を持っていきたいのに、銀が出てはここに角を持ってくるのは難しくなるでしょうね。

もっとも、これより前の局面で変化する手とかあったのかなぁ。正直第1図でももう少し上手くやりようがあったんじゃないかと思ったり。。。

扇子

どうもShimaです。
今日は珍しくお出かけショッピング。大阪梅田の百貨店をぐるりぐるり。

もちろん洋服・腕時計等々のお洒落ブランド品を買い求めたのではありません。
表題の通り扇子でございます。
将棋連盟から発売されているもの以外でも良い物があれば採用するつもりでしたが、
最終的には関西将棋会館の販売部でこれを買いました。

扇子

杉本昌隆七段「不撓不屈」

強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま、という意味だそうで。
リフォーム流・粘りの杉本先生らしい揮毫ですね。

おまけ

こちらはおまけ。

左は西村一義九段の「やさしい詰物二百題」、実戦的な短手数モノのが収録されています。
短手数問題集には珍しく手数がランダムに出題されており、解く際には何手詰なのかが分かりません。
先の扇子もそうだったのですが、たまたまアウトレット品として販売されており安価で購入出来ました。

右は安齋肇さんの博覧会「anzai expo 60」のパンフレット。
タモリ倶楽部・空耳アワーにてタモさん左サイドではがきを読むあの人です。
たまたま看板を見かけたので行くしかない!と駆けつけたものの、来週22日からでした。

C級1組 第3節

どうもShimaです。
順位戦のC級1組・C級2組の一斉対局より面白い将棋を一局ピックアップして紹介する、
題して「順位戦C級ウォッチング」をやっていこうと思います。

第一回は▲富岡八段△片上六段の対局より。

富岡八段といえば角換わり腰掛け銀先後同型の「富岡流」で有名ですね。
まさに角換わり将棋のスペシャリスト。
最近では丸山九段と並び一手損角換わりの連採が目立ちます。

対する片上六段は東大卒棋士としてこと有名ですが、
盤上では居飛車振り飛車問わず指しこなす器用さのある作戦家という印象を受けます。

将棋の方は手損のない正調角換わりになりました。
序盤早々後手の片上六段が端歩を突く工夫を見せたため、
「それはヌルい」とばかりに富岡八段が棒銀で先攻する珍しい展開に。

第1図

定跡形の先手棒銀であれば△9四歩の代わりに△4四銀となっている局面。
△4四銀は▲1二香成に△3三桂と逃げる余地を作りつつ飛車を押さえ込む狙いですが、
実際は△9四歩なので1手パスしたようなもの。
攻めることが出来る先手が悪いはずがなさそうですが、具体的にどうするかは案外難しいようです。

実戦は▲1一香成としましたが、数手後にこの成香が狙われてしまいました。
それがこの△2二銀。

第2図

以下▲1二成香△3三銀と進みます。

第3図

遠くの飛車がここまで利いてきました。
▲1一成香とすると先ほどの局面に戻ってしまうので▲2一成香としましたが、
△同金と払った局面は後手陣もさっぱりした形。
形勢は難しいものの、駒損で仕掛けた割には成果があがっていないと言えそうです。

この後も富岡八段が攻め続けますが、片上六段が的確に応対して投了に追い込みました。
珍しい戦型で変わった千日手模様もあり、非常に面白い将棋だったと思います。

作りました。

大学生活板上で活動している大生将棋ですが、

  • 規制されていることがある
  • 図面等を使った記事を書きにくい

ということがあり今回新たに設置しました。
月に1~2本ぐらい書ければなと今の段階では思っています。